サポートされているSSOアイデンティティプロバイダ
最終検証日:
翻訳: 竹洞 陽一郎
Tailscaleは、すでにお使いのアイデンティティプロバイダ(IdP)またはシングルサインオン(SSO)プロバイダの上で動作します。
アイデンティティプロバイダの設定
Tailscaleで初めてドメイン名を有効化する際に、使用するアイデンティティプロバイダを選択する必要があります。
アイデンティティプロバイダを設定するには、tailnetのオーナー(Owner)である必要があります。
ネイティブにサポートされているアイデンティティプロバイダ
Tailscaleは、以下のアイデンティティプロバイダをネイティブにサポートしています。
- Apple
- Google(GmailおよびGoogle Workspace(旧G Suite)を含む)
- GitHub
- Microsoft(Microsoftアカウント、Office 365、Active Directory、Microsoft Entra IDを含む)
- Okta
- OneLogin
サポートされているカスタムアイデンティティプロバイダ
ネイティブにサポートされているアイデンティティプロバイダに加えて、TailscaleではカスタムOpenID Connect(OIDC)プロバイダでも認証できます。
Tailscaleが動作確認済みのカスタムアイデンティティプロバイダの一覧については、その他のプロバイダ設定を参照してください。
パスキーのサポート
Tailscaleは、参加を許可されているすべてのtailnetに対して、パスキーによる認証をサポートしています。
メールアドレスでのサインアップ
Tailscaleは、メールアドレスによるサインアップをサポートしていません。
Tailscaleは設計上、アイデンティティプロバイダではないため、Tailscaleのパスワードというものは存在しません。
アイデンティティプロバイダは、セキュリティの中核であり複雑な領域であるアイデンティティと認証を扱うための堅牢なインフラを構築しています。
Tailscaleは、その専門性を理由にユーザー認証をアイデンティティプロバイダに委ね、セキュアなネットワーキングといった領域に集中しています。
アイデンティティプロバイダを使用することは、メールアドレスとパスワードより安全であるだけでなく、接続暗号鍵の自動ローテーションや、多要素認証(MFA)などチームが定めたセキュリティポリシーの適用などを可能にします。
Tailscaleがアイデンティティプロバイダではない理由の詳細は、ブログ記事「Tailscale doesn't want your password」および「SSO tax, cut」を参照してください。
MFAのサポート
Tailscaleは、二要素認証および多要素認証をサポートしています。
Tailscale自体は認証を処理しません。
その代わりに、シングルサインオンのアイデンティティプロバイダ側でMFA機能を有効にすることで、Tailscaleを含むすべてのアプリケーションにMFAが適用されます。
アイデンティティプロバイダの変更
アイデンティティプロバイダの変更については、アイデンティティプロバイダの切り替えを参照してください。
なお、GitHubまたはAppleをアイデンティティプロバイダとするtailnetからの移行、およびそれらへの移行はできません。
Tailscaleがアイデンティティプロバイダから取得する情報
Tailscaleは、認証にOpenID Connect(OIDC)を使用します。
Tailscaleは、動作に必要な最小限のアクセス権のみを要求します。
Tailscaleで認証する際には、ユーザーのメールアドレスと名前の情報を共有する必要があります。
プロバイダによってはユーザーの写真も共有されますが、その場合、Tailscaleは写真のURLを保存し、写真そのものは保存しません。
Tailscaleは、組織のチームメンバーシップ情報を、ユーザーが自分の組織のtailnetに参加できることを確認する目的でのみ使用します。
GitHubをアイデンティティプロバイダとする場合、Tailscaleはチームメンバーシップを取得するために必要な最小限の権限を要求しますが、これにはリポジトリとプロジェクトボードへのアクセスが含まれます。
Tailscaleは、リポジトリやプロジェクトボードの内容を一切使用しません。
Tailscaleは、動作に必要な最小限のスコープのみを要求します。
データの利用方法については、プライバシーポリシーを参照してください。